新しい葬儀の仕方、パーティー形式

2018年03月10日
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今は、結婚式でもお葬式でも、様々な形でゲストをお迎えしています。お金のない若いカップルでも、会員制の結婚式にすれば、費用は少なくて済みます。さすがにお葬式を会員制なんて形には出来ないにしろ、決まりきった湿っぽい、悲しみに満ちたお葬式と言う形を、もっとカラッツとした楽しいパーティー形式などで故人を楽しく偲ぶ様な、そんな葬儀の在り方も見直されつつあります。

楽しい事が大好きだった人なんかだと、やっぱり自分の身柄がこの世になくなって、関わっていた人達が悲しむ姿を天国から眺めるのは、もしかしたら亡くなった本人も辛いかも知れません。とは言え、やっぱり昔からお葬式と言う物は、火葬場でお骨を焼いて、お寺で納骨して、そして葬儀場や自宅で、といった流れが出来ていて、お葬式の最中も、お経をあげて、親しい人たちから焼香をする、それはもう、仏教徒である日本人にとっては、昔からしっかりしみついているセレモニーの流れになっています。

でも、もしキリスト教だったら、またちょっと違った作法での葬儀になります。宗派によっても微妙に焼香の仕方やお経の句なんかも変わって来ます。そう、大きな括りでしっかり決まりきった形があると感じているのは、もしかしたらただの固定概念であって、実はもっと色々な、しきたりにとらわれない様々なお葬式の在り方があっても良いのかも知れません。

ただ、残された遺族や周りのサポートや、同じ概念で納得してもらう事も大切です。

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